ハンドトスとクリスピーどっち?ハンドトスはもちもちとした食感で、小麦の味がよくわかる生地で、クリスピーはパリパリとした食感のパイ生地の様な薄い生地です。
ハンドトスとクリスピー、どっちが良いかというのは、ピザにのせる具材で変わってくると思います。
ソースも多く具も多い場合はハンドトス。
シンプルでペパロニだけってピザだとクリスピーがおすすめです。
ハンドトスとクリスピーの違いは?
ハンドトスとクリスピーの違いは、生地の厚みが違う、ミミが違う、延ばし方が違う、食感が違います。
1.生地の厚みが違う
まず、厚みはクリスピーが薄く、5ミリ程度の厚みしかないです。
ハンドトスは、中心部分では5ミリ程度の所もありますが、1センチ程度の部分もあります。
2.ミミが違う
ミミがふっくらと膨れて焼きあがっているのがハンドトスで、ミミもぺたんとしているのがクリスピーです。
3.延ばし方が違う
延ばし方はハンドトスが手で遠心力で伸ばしていくのに対して、クリスピーは機械などを使って延ばします。
4.食感が違う
もちもちとしたハンドトスに対して、パリパリという感じで食感が違います。
ハンドトスってどんな生地?
ハンドトスは、お店で生地から手で伸ばした生地で、延ばす事によってグルテンの粘りが増すため、もちもちした食感の生地です。
もちもちした食感だけでなく、生地の旨味自体も味わえるのがハンドトスだと思います。
生地の小麦の美味さもハンドトスがよくわかります。
さらに、焼き具合もよくわかります。
焼き過ぎると少し硬くなってしまったりするので、焼き加減も重要です。
ハンドトスってどういう意味?
ハンドトスは、手を使って延ばすとき空中に放り投げて、遠心力で丸く伸ばしていく手法から名づけられたと言われています。
イタリアのピザ名人が、生地をくるくる回すのを見たことがあると思います。
回す事によって、素早く遠心力で伸ばせるので、繁盛しているお店で作るのに適した作り方といえると思います。
宅配ピザ店では空中に投げて延ばすやり方はやっておらず、台の上で煽るように遠心力で伸ばしていくのがほとんどです。
3大宅配ピザ店のハンドトスの違い
宅配ピザ店でもハンドトスの生地は違っています。ドミノピザはミミの部分が結構硬く焼き上げっていて、ピザハットは全体的に食べやすく焼かれています。ピザーラーはふっくらとした焼き上がりになっているのが特徴です。
ドミノピザ
ドミノピザのハンドトスは、焼きあがった時にミミの部分が少し硬くなっているのが特徴と言うか欠点ではないかと思っています。
ドミノピザは、以前は30分以内に配達を使命とした宅配ピザ店でした。
ドミノピザのピザ釜は、ベルトコンベアで流れている間に焼けるタイプ。
そのせいか、ミミの部分が固くなってしまう様です。
ピザハット
ピザハットのハンドトスは、3大宅配ピザ店の中で一番イタリアンピザ店に近いのではないかと思われるほどふっくらと焼きあがって、小麦の味も感じられる美味しさです。
TBSのバラエティ番組ジョブチューンのジャッジ企画でも一流ピザ職人にハンドトスの生地を褒められていました。
ピザは、トマトソースで生地を食べさせるもの。
ナポリピザの職人さんが言っていました。
そんな職人さんも美味しいと言うのがピザハットの生地です。
ピザーラ
ピザーラは、他の2店と分類が違っていて、ハンドトス、イタリアン、クリスピーと分かれて、ハンドトスはミミの部分がふっくらとしている他のピザ店に比べてふっくらした生地です。
ミミの部分は結構ふっくらと焼きあがっていて、それほど固くなく食べやすい感じになってます。
生地も小麦の味がよくわかり甘みもあって美味しい生地です。
クリスピーってどんな生地?
クリスピー生地は、パイ生地の様なサクサクとした生地で薄くパリパリとした感じで、軽くおつまみ感覚で食べる事のできる生地です。
クリスピーの生地は、生地が薄いため軽く食べられます。
まるでクラッカーの上に具材をのせている様におつまみ感覚で食べられます。
その反面、具材が大きかったり、豪華だったりする場合は向いていないと思います。
ソースが多くて具材もこってりしていると、食べにくくなりますし、生地を感じ難くなります。