「象印のホームベーカリーで美味しいピザ生地を作りたい!」と思って検索されたのではないでしょうか。象印の「パンくらぶ」シリーズは本当に便利で、ピザ生地コースも大人気ですよね。
でも、いざ作ろうとすると、公式レシピがヘビータイプとクリスピータイプの2種類あったり、材料や分量はこれで合っているのか、計量スプーンの違いは何なのか、と迷うことも多いかなと思います。
また、せっかく作ったのに生地がべたつく、うまく膨らまないといった失敗や、一度にたくさんできた生地の冷凍保存方法、オーブンでの美味しい焼き方まで、知りたいことはたくさんありますよね。
この記事では、象印のホームベーカリーを使ったピザ生地作りについて、私が調べた情報を元に、材料の投入順序から失敗対策まで、網羅的に解説していきます。
- 2種類の公式レシピ(ヘビーとクリスピー)の違い
- 失敗を防ぐ正確な計量と材料の投入順序
- 生地が「べたつく」「膨らまない」原因と対策
- 便利な冷凍保存の方法と美味しい焼き方のコツ
象印ホームベーカリーのピザ生地 徹底解説
象印のホームベーカリーで作るピザ生地は、家庭でのピザ作りを格段に楽にしてくれます。特に大変な「こね」と「一次発酵」を自動でやってくれるのが最大の魅力です。まずは、基本となる2種類のレシピと、失敗しないための手順を見ていきましょう。
公式レシピ ヘビータイプの特徴

象印の公式レシピで「ヘビータイプ」と呼ばれるのは、「厚みのあるパンタイプの生地」です。
ふっくら、もっちりとした食感が特徴で、デリバリーピザで選べるようなリッチなパン生地や、具材をたっぷり乗せるシカゴ風ピザのベースにぴったりかなと思います。分量は、直径約20cmのピザが3枚分作れるようになっています。
この食感の秘密は、材料の構成にあります。生地に「ショートニング」と「砂糖」を使用するのが特徴です。
- ショートニング(油脂): パン生地にサクッとした食感を加えつつ、グルテンの進展を適度に抑えることで、焼き上がり後も柔らかさを保つ効果があります。
- 砂糖: イーストの栄養源となり、発酵を力強く促進させます。これにより、生地がしっかりと膨らみ、きめ細かくふっくらとした仕上がりになります。また、生地自体にほのかな甘みが加わります。
この組み合わせは、一般的な菓子パンや食パンに近いもので、ピザでありながらもパンとしての満足感が得られる生地になっています。
公式レシピ クリスピータイプの特徴
もう一方の「クリスピータイプ」は、「サクッとした歯ざわりの生地」で、軽い食感が楽しめます。
こちらは薄くパリッとした本格的なイタリアンピザや、おつまみ感覚で食べたい時に最適です。分量は直径約20cmのピザが4枚分と、ヘビータイプより1枚多く作れます。
クリスピータイプが本格的な食感になる秘密も、材料構成にあります。ヘビータイプとは対照的に、「オリーブ油」を使い、「砂糖」は使用しません。
- オリーブ油(油脂): ショートニングの代わりにオリーブ油を使うことで、ピザ特有の良い風味と、焼成時に表面がカリッと仕上がるクリスピー感をもたらします。
- 砂糖不使用: イーストの栄養源となる砂糖を入れないことで、発酵が過度に促進されるのを防ぎます。これにより、生地がふっくらしすぎず、薄く伸ばした際にグルテンが引き締まった、本格的なピッツァの食感が得られます。
どちらを選ぶかは、単に「厚め・薄め」だけでなく、「パンのように柔らかい食感(ヘビー)」か、「本格的なサクッとした食感(クリスピー)」か、という根本的な好みで決めると良さそうです。
材料と分量 計量スプーンの違いに注意
ピザ生地作りで最も重要なのが「計量」です。特にパン作り初心者が陥りがちなのが、付属の計量スプーンによる誤差です。
【最重要】計量スプーンの罠
象印のホームベーカリーは、型名によって付属する計量スプーンの容量(サイズ)が異なります。
例えば、公式レシピでヘビータイプの「塩 5g」は、「BB-ST10型」では「小2/3」と表記されていますが、「その他型名(BB-HE10など)」では「小1」と表記されています。
これは、どちらの機種も塩は「5g」必要だという意味ですが、スプーン自体のサイズが違うため、スプーン表記が変わっているのです。
もし、BB-HE10型のユーザーが、インターネットで見かけたBB-ST10型のレシピ(例:塩「小2/3」)を見てそのまま計量してしまうと、本来5g必要な塩が規定量より少なくなってしまいます。その結果、味がぼやけるだけでなく、グルテンの締まりが弱くなり、生地がだれる原因にもなります。
解決策:デジタルスケールでの計量
この問題を確実に防ぐには、付属スプーンの表記(「大1」や「小1」)に頼らず、「グラム(g)」や「mL」の表記をデジタルスケール(はかり)で正確に計量することです。0.1g単位で計れるものが理想ですが、最低でも1g単位で計れるデジタルスケールを一つ用意することを強くおすすめします。
これは、安定したパン作り全般で推奨される、最も確実な方法です。
参考までに、グラム(g)表記を基準にした公式レシピの比較表をまとめました。お手持ちの機種の取扱説明書と見比べながら確認してみてください。
| 生地タイプ | 材料 | BB-ST10型 (分量/スプーン) | その他型名 (分量/スプーン) |
|---|---|---|---|
| ヘビータイプ (約20cm 3枚分) | 水 | 180mL | 180mL |
| 強力粉 | 240g | 240g | |
| 薄力粉 | 40g | 40g | |
| 砂糖 | 8g「大1」 | 8g「大1」 | |
| 塩 | 5g「小2/3」 | 5g「小1」 | |
| ショートニング | 12g | 12g | |
| ドライイースト | 3g「小2/3」 | 3g「小1」 | |
| クリスピータイプ (約20cm 4枚分) | 水 | 150mL | 150mL |
| オリーブ油 | 24g「大2」 | 24g「大2」 | |
| 強力粉 | 200g | 200g | |
| 薄力粉 | 80g | 80g | |
| 塩 | 1.7g「小2/9」 | 1.3g「小1/4」 | |
| ドライイースト | 3g「小2/3」 | 3g「小1」 |
※分量は象印公式サイトの情報を参考にしています。お手持ちの機種の取扱説明書や、公式のお料理ガイド(出典:象印マホービン公式サイト「お料理ガイド」)を必ずご確認ください。
失敗しない材料の投入順序
ホームベーカリーで成功するには、材料を入れる順番が非常に重要です。これは、イーストの働きを最適化するために科学的に設計されています。
基本的な投入順序
多くの象印ホームベーカリー(イースト自動投入機能がない機種)では、以下の順序が基本です。
- まず、パンケースに水などの液体をすべて入れます。(人肌などに温める必要はありません。室温の水で大丈夫です)
- その上から、強力粉や薄力粉などの粉類を入れ、液体全体に「蓋」をするイメージで山のように広げます。
- 粉類の山の中央にくぼみを作り、そこにドライイーストを入れます。この時、イーストが水に触れないよう注意します。
- 塩やショートニング(オリーブ油)は、イーストから離れたパンケースの隅(粉の上)に入れます。
最重要ポイント:イーストを水や塩に触れさせない
この投入順序は、デリケートなイーストを守るためにあります。
- 対「水」: ドライイーストは水に触れた瞬間から活性化を始めます。こねが始まる前に水(特に塩や糖分が溶けた水)に触れると、発酵が不安定になり、いざ「こね」が始まった時にパワーが足りなくなる可能性があります。
- 対「塩」: 塩がイーストに直接触れると、浸透圧によりイースト菌の水分が奪われ、死滅したり、活動が著しく阻害されたりします。
粉を「防波堤」にして、イースト・水・塩をスタート直前まで隔離することが成功の鍵です。
BB-ST10型の場合(イースト自動投入)
BB-ST10型など、イースト自動投入機能がついている機種を使っている場合、このプロセスはさらに簡単です。
ドライイーストは本体のふたにある専用の「具入れ容器(イースト部)」に入れます。その他の材料(水、粉、塩、油脂など)をパンケースに入れます。この時も、塩は水に溶かさず粉の上に置くのが基本です。
これにより、機械が最適なタイミングでイーストを自動投入してくれるため、ユーザーが水に触れさせる心配がありません。タイマー予約時も安心して使用できます。
ベンチタイムと成形のコツ ピケとは

「ピザ生地」コースが完了し、メロディーが鳴ったら生地作りの後半戦です。自動で終わった後、ひと手間加えることで仕上がりが格段に良くなります。
1. 取り出しと分割
「ピザ生地」コースが完了したら、すぐに生地を取り出します。軽く打ち粉(強力粉、分量外)をした台の上に取り出し、スケッパー(カード)などで分割します(ヘビーは3等分、クリスピーは4等分)。
2. ベンチタイム(最重要)
分割した生地を、切り口を内側にしまい込むようにして軽く丸め直します。この時、こねすぎないように注意してください。
丸めた生地を台の上に置き、固く絞った濡れふきんなどをかぶせて、必ず約20分間休ませます。
なぜベンチタイムが必要?
こねられた直後の生地は、グルテン(たんぱく質)が網目状に強く結びつき、非常に弾力が強い「緊張した」状態です。このままでは、めん棒で薄く伸ばそうとしても、ゴムのようにすぐに縮んでしまい、うまく成形できません(これを「緩み不足」と言います)。
この「ベンチタイム」を設けることで、緊張していたグルテンが適度に緩み、生地がリラックスした状態に戻ります。これにより、次の成形(伸ばし)作業が格段に楽になります。
3. 成形とピケ
ベンチタイムが終わったら、生地が扱いやすくなっているはずです。クッキングシートの上などで、再び軽く打ち粉をし、めん棒を使って直径約20cmの円形にのばします。
オーブン皿に移したら、フォークで生地全体に穴をあけます。(生地のふち(コルニチョーネ)を残したい場合は、ふち以外の部分に穴をあけます)
この穴あけ作業は「ピケ」と呼ばれ、プロの現場でも行われる重要な工程です。ピケを行うことで、焼成中に生地内部の水分が蒸発して水蒸気となり、生地の一部が風船のように大きく膨らむ(“浮く”)のを防ぎ、均一に火を通すことができます。
象印ホームベーカリー ピザ生地の疑問解決
基本の手順はバッチリでも、なぜかうまくいかないこともありますよね。ここでは、よくある「べたつく」「膨らまない」といったトラブルの原因と対策、さらに便利な保存方法や焼き方のコツを見ていきます。
生地がべたつく原因と対策

取り出した生地がべたべたで、打ち粉をしても手にくっついて扱いにくい…。これはいくつかの原因が考えられます。
原因1:水分の計量ミス
最も多い原因は、やはり水分の計量ミスかもしれません。計量カップは、水面の見る角度や表面張力で誤差が出やすいため、レシピより水分が多くなっている可能性があります。先述の通り、デジタルスケールでg(mL)単位で計量するのが最も確実です。
原因2:粉の種類
レシピ指定外の粉(特に「強力粉」ではなく「中力粉」や「薄力粉」の割合を増やした場合)を使うと、粉の吸水率が違ってべたつくことがあります。粉はたんぱく質(グルテン)含有量が多いほど吸水率が高くなります。たんぱく質の少ない粉では、同じ水分量でも吸収しきれず、生地がべたつく原因になります。
原因3:環境(温度)
特に夏場は注意が必要です。室温や使用する水温が高いと、ホームベーカリーがこねる際の摩擦熱も相まって、こね上がった生地の温度(こね上げ温度)が30℃近くになってしまうことがあります。生地温度が高すぎると、イーストが活発になりすぎて「過発酵」状態になります。過発酵になると、グルテンの構造が(発酵の力に負けて)弱まり、生地がだれてべたついてしまいます。
対策:厳密な計量と温度管理
対策として、デジタルスケールでg(mL)単位で厳密に計量することが最も重要です。
また、夏場は、レシピの水の一部を氷に置き換えるか、5℃程度の冷水を使用して、こね上げ温度が25℃~28℃程度に収まるよう管理するのがおすすめです。
生地が膨らまない時の見直し点
逆に、生地が固くて膨らまない、発酵が弱いと感じるケースです。
原因1:イーストの問題
ドライイーストが古い(使用期限切れ)か、保存状態が悪く(開封後、常温で放置など)働きが弱まっている(失活している)可能性があります。ドライイーストは開封後、密閉して冷蔵庫で保存し、早めに使い切るのが基本です。
また、基本手順で触れたように、投入時にイーストが水や塩に直接触れてしまい、活性が阻害された場合も膨らみません。
原因2:発酵・ベンチタイム不足
こね上がった後のベンチタイム(20分)を省略したり、短すぎたりすると、グルテンが緊張したままでうまく膨らみません(緩み不足)。
また、ベンチタイム中に生地をそのまま放置し、表面が乾燥してしまうと、生地の表面が固くなり(膜が張り)、それ以上発酵が進みにくくなります。必ず濡れふきんなどをかぶせて保湿してください。
対策:イーストの鮮度と保湿
まずはイーストの鮮度(使用期限)と保存状態を再確認し、投入順序(水・塩から遠ざける)を守りましょう。
古いイーストが残っている場合は、ぬるま湯に砂糖と一緒に入れてみて、数分後に泡立ってくるか(予備発酵)をチェックし、イーストが生きているか確認する方法もあります。(ただし、通常ドライイーストに予備発酵は不要です)
そして、ベンチタイムは必ず20分取り、生地が乾燥しないよう固く絞った濡れふきんをかぶせることが大切です。
ピザ生地の冷凍保存と解凍方法

一度に3〜4枚分の生地ができるので、残った生地は冷凍保存がとても便利です。ピザ生地はグルテンとイーストでできているため、冷凍保存に適しています。
1. 成形してから冷凍(象印推奨)
象印が推奨する方法は、成形後に冷凍するものです。生地を直径20cmにのばし、フォークで穴をあけた状態(ピケした状態)で、1枚ずつラップに包んで冷凍保存します。
メリット: 解凍後、すぐにトッピングして焼くことができるため、調理時間が大幅に短縮できます。忙しい日に便利です。
2. 生地ボールで冷凍(省スペース)
省スペースで保存したい場合は、ベンチタイムが終わった後の「分割・丸め」が終わった段階の生地ボールのまま冷凍する方法もあります。生地ボールにオリーブオイルなどを薄く塗り、ラップで一つずつぴったりと密閉し、「すぐに」冷凍庫に入れます。(発酵が進む前に急冷します)
メリット: かさばらず、冷凍庫のスペースを取りません。解凍後に好きな形や厚さに成形できます。
解凍のコツ(生地ボールの場合)
生地ボールで冷凍した場合、解凍プロセスが生地の伸展性を回復させるために非常に重要です。
- 使う前日(または半日ほど前)に、冷凍庫から冷蔵庫に移し、一晩かけてゆっくりと解凍します。(低温でゆっくり解凍することで、イーストに急激な温度変化を与えず、生地のダメージを防ぎます)
- ピザを成形する1時間ほど前に冷蔵庫から取り出し、カウンター(常温)に出して生地を室温に戻します。(生地の中心まで常温に戻すことで、グルテンが緩み、伸ばしやすい状態に戻ります)
この2段階のプロセスを踏むことで、冷凍した生地でも伸ばしやすい状態に戻ります。
美味しい焼き方のコツ 高温短時間

完璧な生地ができたら、最後の「焼き」も重要です。家庭用オーブンで美味しく焼く秘訣は、ナポリピッツァの石窯(400℃以上)に少しでも近づけること、つまり「高温・短時間」で一気に焼き上げることです。
温度が低いオーブンで長時間焼いてしまうと、生地の水分がどんどん蒸発してしまい、カリッとする代わりにパサパサの固い仕上がりになってしまいます。
高温で短時間で焼くことで、生地の水分が過度に蒸発する前に表面がカリッと仕上がり、中はもっちりとした、プロの石窯に近い食感が得られます。
オーブンの予熱を徹底する
オーブンは必ず200℃~220℃(機種によっては250℃)にしっかり予熱してください。オーブンレンジの「予熱完了」のアラームが鳴っても、庫内全体がその温度に達していないことがあるため、アラームが鳴ってからさらに5〜10分待つと万全です。
予熱が完了していないオーブンにピザを入れると、結局「低温で長時間焼く」ことになってしまい、生地が乾燥してしまいます。
目安として、ふっくらさせたい「ヘビータイプ」は200℃でじっくり火を通し、サクッとさせたい「クリスピータイプ」は220℃(または家庭用オーブンの最高温度)で素早く焼くのがおすすめです。
オーブントースターの活用
オーブンがない場合や、1枚だけ手軽に焼きたい場合は、オーブントースターも活用できます。オーブントースターは庫内が狭いため、高温になるのが早いのがメリットです。
高温設定(またはピザモード)で、トッピングのチーズが溶けて生地に焼き色がつくまで素早く焼き上げましょう。
機種別コースの違いとホームメイド機能

象印のホームベーカリーは、機種によって生地作りの自由度が少し異なります。
標準機能:「ピザ生地」コース
「パンくらぶ」シリーズの多くの機種(例:BB-ST10, BB-SS10, BB-HE10, BB-HD10, BB-KW10など)には、「ピザ生地」コースが標準搭載されています。これは、こねと一次発酵を全自動で行う、最も簡単で基本的なコースであり、本記事の公式レシピを使用する際に最適です。
初心者の方や、まずは手軽に作りたい方は、このコースを選んでおけば間違いありません。
上級機能:「ホームメイド」コース
BB-KT10などの一部の上位機種には、「ホームメイド」コースが搭載されています。これは、こね時間、発酵時間、焼き時間などをそれぞれ個別に自由に設定できる上級者向けのコースです。
ピザ生地作りへの応用としては、以下のようなカスタマイズが考えられます。
- こね時間の調整: クリスピータイプでグルテンを抑えたい場合、こね時間を意図的に短く設定することができます。逆に、外国産の強力粉など、グルテンが強い粉を使う場合はこね時間を長く調整することも可能です。
- 発酵時間の調整: より複雑な風味を引き出すために、標準より発酵時間を長く設定する、といったカスタマイズが可能です。
- 手作業機能: こねの途中で一時停止して「手作業」を行う時間(最大1時間)を設定できる機能もあります。これを利用し、こねの途中で生地を取り出し、ハーブやベーコン、チーズなどを練り込んでから、再び発酵を再開させるといったアレンジも可能です。
標準の「ピザ生地」コースは簡単・確実な方法であり、「ホームメイド」コースは、好みに合わせて生地をカスタマイズしたい上級者向けの機能と言えます。
まずは標準コースで基本をマスターし、慣れてきたら「ホームメイド」コースで自分好みの生地を追求するのも楽しそうですね。
象印ホームベーカリーでピザ生地作りを習得
ここまで、象印ホームベーカリーを使ったピザ生地作りについて、公式レシピの違いから失敗対策、保存方法まで詳しく見てきました。
象印のホームベーカリーは、単に「ピザ生地」を自動で作るだけでなく、「ヘビー」と「クリスピー」という、食感の異なる2種類の本格的な生地を作り分けることが可能だというのが、素晴らしい点だと思います。
成功の鍵は、難しく考える必要はなく、
- 「グラム(g)単位での正確な計量」(特にデジタルスケールで)
- 「イーストを水や塩に触れさせない投入順序」
- 「ベンチタイム(20分)と保湿」
という3つの基本ルールを守ることかなと思います。これさえ守れば、初心者でも失敗はぐっと減るはずです。
さらに、生地の冷凍保存を活用すれば、時間があるときに生地を作り置きし、忙しい日でも手軽に焼きたてのピザを楽しむことができます。象印のホームベーカリーで、手軽なランチから本格的なピザパーティーまで、ぜひ手作りピザを楽しんでみてくださいね。




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